穢れ(けがれ)は「氣」が「枯れる」こと。 けかれ→けがれ
ひとは本来の姿は素晴らしくて、日常で枯れてしまった氣を整えるのが神社への参拝。と、椿大神社の神職さんに伺いました。
ここ二年、毎月月末に晦日詣でをしていましたが、なぜだかこれまでしっかり参拝できてない建物がありました。
晦日詣でとは月のおわりにそのひと月のお礼をしにご縁のある神社⛩にお詣りすること、と思って続けています。
今日は、ふと中に入って、神職さんにお声がけしてみました。
とても大切なお話を伺うことができました。
お話を思い出しながら、自分のために書いてみます。
「ここはどなたがいらっしゃるのですか?」とわたしはお尋ねしました。
ここは、神さまと仏さまがご一緒に祀られているところです。
遥か昔、織田に滅ぼされたお寺がこの辺りに六つありまして、その時に僧侶達も生命を落としました。
先代宮司がこの辺りの六つのお寺の仏像もともにお祀りして、お寺さんの御魂を鎮めるために建てました。
大きな寺院や大きな神社では、神仏習合でお寺の境内にお社、神社の境内に仏像があったりします。
ただ、あんまりこの椿大神社のような形でお祀りしている所はないようで、神社省からも問題があるのでは、と、観にいらっしゃったようです。
宮司の熱意を聞いて帰られたといいます。
神も仏もみんな素晴らしい。
そしてひとも、本来は素晴らしい。
ただ、日常に身を置くと「穢れ」てきます。
穢れとは氣が枯れてくることです。
参拝して頂くと、その氣が満ちてきます。
氣が満ちて氣を巡らせると、本氣、やる氣がでます。
どなたもなんとなくでも、神社にくると清々しい氣持ちになるではありませんか。
《はらいたまへきよめたまへ六根清浄》と唱えるでしょう。
六根とは目耳口と心だと思います。 それを整えるのです。
椿大神社は猿田彦大神がおわします。
猿田彦さんは道開きの神さまです。
道を開いてくださいます。そこを本氣で進まれてください。
神職の中西さま、わたしはこのように受け取らせて頂きました。
丁寧におしえて下さり有難うございました。
わたしは今日このお話を聴くためにお詣りさせて頂いたのだと思います。
その建物は行満堂神霊殿です。
椿岸神社(うずめさん)では、結婚式をされてました。
きょうのお話は「氣」のお話でしたが、サロンのリンパケア施術のリンパをめぐらせ身体を整えることにも通じるなあと感じました。